卓球選手として活躍している張本美和(はりもとみわ)さんですが、どのような家族構成か気になりますね。
今回は、張本美和さんの家族構成について調査しました。
張本美和の家族構成
張本美和さんの家族構成はこちらです。
- 父
- 母
- 兄
- 本人
張本美和の父親
張本美和さんの父親の名前は、張本宇(はりもとゆ)さんです。
張本宇さんは元々中国人で、中国名は「張宇」というのだとか。
2014年に父親と兄、美和さんは日本に帰化し、日本人となったそうですね。
ちなみに、なぜそのタイミングで帰化したのかについては以下のように話していました。
ちなみに、このタイミングでは母親は帰化せず、中国国籍のままだったようですね。
生年月日が公表されておらず、年齢については色々言われているようですが、特定には至りませんでした。
2025年1月現在では、恐らく55歳前後くらいなのではないでしょうか。
父親は卓球コーチ
張本宇さんは8歳頃に卓球を始め、13歳の時には四川省の代表チームに抜擢されるほどの実力の持ち主でした。
プロとして活躍したのち、1990年頃現役を引退しています。
引退後は中国で指導者として活躍していたようですね。
1998年に仙台のジュニアチームから指導者としてスカウトされ来日した張本宇さん。
そのきっかけは…
だったそうです。
日本代表男子ジュニア担当コーチを務め、息子である智和さんの指導もしていたようですね。
特別なことといえば、智和にはふだん中国語でアドバイスをしているのですが、中国選手とあたるときは日本語でアドバイスしている
引用元:Sports Graphic Number Web
現在は、宮城県仙台市で「張本卓球場」を立ち上げ、卓球のコーチをしています。
来日当時は日本に永住することは考えておらず、いずれ中国に戻り、指導者をするつもりだったそうですよ。
張本家の教育方針
両親共に世界で活躍した卓球選手であり、子どもたちも卓球で結果を残している張本家。
さぞかし、卓球漬けの生活を送っているのではないか…?と思いますよね。
しかし、練習時間は1日2時間ほど、大会で活躍するようになってからも長くても3時間ほどだったそうです。
というのも…
その年齢に応じてやるべきことを正しく、きちんとやってほしいという気持ちがあったのだそう。
例えば、幼少期は健康にすくすく成長する、学生は勉強する…などですね!
確かに、子どもたちは卓球だけでなく、勉学においても優秀な成績を収めているのだそう。
「本人が楽しみ、自ら進んで取り組むかどうか」が大切だと、張本宇さんは言います。
もし、智和と美和が卓球を辞めたいと言ったら、それを受け入れるつもりでした。プロにしようと思って、卓球を始めさせたわけではありませんから
引用元:Yahooニュース
他にも…
- 子どもをコントロールしようとせず、本人の意思を尊重する
- 努力している過程を認め、たくさん褒める
- 継続する
などを意識した子育てないし、卓球の指導を行ってきたそうです。
プレッシャーに押し負けず、楽しく卓球ができているのは、両親の教えのおかげなのかもしれません。
そんな愛に溢れた父親の思いは、しっかりと張本美和さんに伝わっているようですね。
張本美和の母親
張本美和さんの母親の名前は、張本凌(はりもとりん)さんです。
張本凌さんも元々は中国人で、中国名は「張凌」というそうですね。
母親は家族と同時期に帰化しませんでしたが、2021年に帰化し、今は日本国籍なのだそう。
帰化のタイミングをずらした理由については明かされていないようです。
夫である張本宇さんはいずれ中国に戻るつもりだったとも話していたため、戻ることを考えてのことだったのかもしれませんね。
張本凌さんは1973年生まれだそうなので、2025年1月では52歳くらいでしょうか。
張本美和さんの教育は、主に張本凌さんが担っていたそうです。
好奇心が旺盛で、感情豊かな張本美和さんは、時々母親に反発していたこともあったのだそう。
そういう過去がありつつも、現在はとても仲が良いようですね。
世界ランク22位
父親と同じく、張本凌さんも元卓球選手です。
オリンピック出場は叶わなかったものの、1995年には世界選手権に出場経験があり、世界ランキング22位という相当な実力者だったそう。
引退時期については公表されていないようですが、引退後はコーチに転身しました。
マレーシア女子代表コーチを務めたのち、マレーシア女子ナショナルチームの監督も務めあげたそうですよ。
2025年1月現在は、張本宇さんが代表を務める「張本卓球場」でコーチをしています。
母の教え
先ほど、張本家の教育方針についてご紹介しました。
両親共に納得の教育方針ではあるものの、張本凌さんの思いが強く反映されているとのこと。
息子である張本智和さんには、常々「自慢するのはよくないこと」と教えてきたそうです。
県大会で優勝しても『全国にはまだ強い子がいる』と言いましたし、日本一になっても『世界にはもっとすごい選手がいる』と言いました。
引用元:ウーマンエキサイト
これについては、父親である張本宇さんも「天狗になるな」と言っており、似た考えをお持ちなのでしょうね。
また、2024年10月に行われたアジア選手権では、兄弟そろって日本代表として出場しました。
「きょうだい金メダル」と期待される中、張本智和さんは「自分が後から取れなかったらどうしよう…」と不安をもらしたのだそう。
そんな張本智和さんに、張本凌さんは「妹の結果とあなたは関係ない」と一喝。
その言葉を支えに、アジア選手権を戦い抜いたのだそうです。
母親の厳しくも愛のある一喝が効いたのでしょう。
張本美和の兄
張本美和さんの兄は、卓球選手の張本智和(はりもとともかず)さんです。
「チョレイ!」でおなじみですよね。
張本美和さんの5歳上で、2025年1月現在では21歳とのことです。
「智和」という名前は両親が2人で考えたのだそう。
日本で生まれて、本当にいろんな日本の方に支えてもらいました。だから名前にある“平和の和”のとおり、これから世界に羽ばたいて日本と中国の架け橋になってくれたらうれしい
引用元:ウーマンエキサイト
世界ランク3位
2025年1月現在、世界ランク3位と圧倒的な強さを誇る張本智和さん。
コーチをしている両親と共に赤ちゃんの時から卓球場に通っていたため、球の扱いはお手の物だったようです。
本格的に卓球を始めたのは2歳の頃でしたが、その頃にはラリーができるようになっていたんですって!
2013年からは日本代表として、世界でも活躍しています。
東京オリンピックでは男子団体で銅メダルを獲得しました。
きょうだいの絆
張本美和さんは小学生の頃、「張本智和の妹」と呼ばれることが嫌だったそうです。
5歳年上で、卓球で既に結果を残している兄がいるとそう言われるのも仕方ないですが、やっぱり嫌ですよね…。
中学生になり、メジャーな大会で結果を残すようになってからは、「張本美和」と認識してもらえたのだとか。
今では、世界ランク3位という実力を持つ兄のことを尊敬する一方、存在の大きさを痛感しているのだそうです。
東京オリンピックに兄弟そろって出場する際、
と話していました。
また、オリンピック後のインタビューでは「お兄ちゃんのメンタルを目指して東京オリンピックに臨んだ」とも…。
しかし、張本智和さんも「妹の活躍が刺激になる時もあれば、プレッシャーなる時もある」と明かしています。
これからも、お互いの存在がおふたりを高めてくれるのでしょうね。
まとめ
今回は、卓球選手・張本美和さんの家族構成について調査しました。
両親と兄との4人家族で、卓球家族であることが分かりましたね。
中でも、教育方針については目を見張るものがありました。
張本美和さんの今後の活躍にも期待しましょう。
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